レクロ（recroxblog）です。
僕が使用しているSurface Pro 7には外部映像出力端子がありません。
職場ではマルチモニターを使用して作業しているからか、シングルモニターではどうしても作業効率が落ちてしまいます。
レクロSurfaceにはSurface Dock 2という、マルチモニター出力用に用意された製品もありますが、これがまたお高い…
そんな時、Ankerから出ているUSBハブでやりたいことを実現するイイ物を見つけたので購入してみました。
というわけで、今回はAnkerのPowerExpand+ 7-in-1 USB-C PDメディアハブについてレビューを行いたいと思います。
PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PDメディアハブとは？
PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディアハブとは、Ankerから出ているUSBハブです。
名前のとおり、USB-C端子１つから７つの端子に拡張ができます。
PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PDメディアハブのレビュー
それでは、具体的にPowerExpand+メディアハブのレビューを行っていきます。
外観
PowerExpand+メディアハブは、横117.1mm、縦53.4mm、幅14.5mmの大きさで、サラサラとした表面加工になっています。
色はつや消しのグレーで高級感があります。
持ち運びポーチ付き
PowerExpand+メディアハブの同梱物に、持ち運び用のポーチがついています。
専用ポーチなのでサイズはもちろんピッタリ、ケーブルも収納できるようになっています。
レクロ専用ポーチがあると、ハブ自体を傷から守ることができるので嬉しいですよね。
重さ
PowerExpand+メディアハブの重さは実測で124.5gです。
ポーチに入れると131.5gとなります。
入出力端子
PowerExpand+メディアハブは、PCとUSB-C端子で接続します。
備えている入出力端子は次の表のとおりです。
| 種類 |
|---|
| USB-C（データ用） |
| USB-C（PD充電用） |
| USB Type-A ×2 |
| SDカードリーダー |
| Micro SDカードリーダー |
| HDMI端子 |
公式サイトによれば、接続するUSB機器は1.5A（1500mA）までの電流に対応しているとのことです。
Surface Proの外部モニター出力に使ってみる
PowerExpand+メディアハブのHDMI端子を使って、Surface Proの外部モニタ出力を試してみました。
ハブをSurface ProのUSB-C端子に挿し、モニターとハブをHDMIケーブルで繋ぎました。
Amazonの商品説明では「本製品が動作するには20W以上の給電を必要とします。」とあったので、給電しないとHDMIも動作しないと思っていたのですが、給電しなくても問題なく動作しました。
4K出力時のリフレッシュレートは30Hz
ちなみに、4K解像度で出力した際のリフレッシュレートは30Hzでした。
このことから、PowerExpand+メディアハブのHDMI端子はHDMI1.4まで対応ということが分かりました。
レクロ一応4Kで映すことはできる、位に考えていたほうが良いかも
AVアンプを使用しているのですが、それを経由すると認識されず…機器を間に挟めば挟むほどシビアになるのかも知れません。
ハブを経由してPD充電が可能
PowerExpand+メディアハブには、USB-C端子が２つありますが、片方はPD給電用の端子となっています。
仕様では100WまでにPD給電に対応しているそうですが、ハブ自体が20W使用するため実質80Wまでの給電となります。
PD対応の充電器が必要ですが、例えばSurface Proなら電源ケーブルを使わなくても充電ができるのでとても重宝します。
各USB端子の転送速度は5Gbps
PowerExpand+メディアハブに備わっているUSB端子の最大転送速度はそれぞれ5Gbpsとなっています。
USB3.0やUSB3.2 gen1と呼ばれる規格です。
が、実際に計ってみると書き込みが異様に遅い…
USBメモリは家にあったUSB3.0対応メモリを使用しましたが、ここまで遅いということは普通無いんじゃないかと思います。
これについては再度、別USBメモリで確認してみます。
SDカード/Micro SDカードリーダー付き
PowerExpand+メディアハブにはSD・MicroSDカードリーダーがついています。
このリーダーは、転送速度104MB/sまで対応しているとのことだったので、実際に速度を確認してみました。
PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PDメディアハブの個人的に「ココ！」がポイント！
HDMI端子でマルチモニター化！
PowerExpand+メディアハブを使えば、Surface Proのように外部映像出力がないノートPCでもマルチモニター環境にすることができます。
レクロやっぱり、シングルモニターよりもマルチモニターの方が作業が捗ります！
4K解像度については、30Hzでの表示になるので、作業スペースとしてのモニタ等、映れば良いという場合のみ使うといいと思います。
チャージ用USB-C端子でPD充電にも対応！
ふつうのUSBハブでは、入力端子を増やすだけですが、PowerExpand+メディアハブはPD充電にも対応しているのは大きなプラスポイントです。
このハブとPD対応充電器があれば、ノートPCに付属の充電器はいらなくなるでしょう（現にSurface Pro付属の充電器はほとんど使わなくなりました）
PD充電のワット数も80Wと十分すぎるほどの性能を持っています！
USBの転送速度は10Gbps欲しかった
端子を分配させている関係上、仕方のないことかもしれませんが、USBの転送速度は最大10Gbpsに対応して欲しかったと思います。
そんなに高速なUSBを使う機会はないのでそれほど問題はないのですが、やっぱり早いに越したことはないですからね。
今後のバージョンアップ製品に期待します。
まとめ | 機能充実のオススメハブ！
以上、今回は「AnkerのPowerExpand+ 7-in-1 USB-C PDメディアハブ」のレビューについて記事を書きました！
これを使い始めてから、ノートPCの環境がググっと向上したのを実感しています。
みなさんも是非使ってみてください！
レクロ（recroxblog）でした。
